にんにく注射は有名なスポーツ選手や芸能人がしていることで注目され、一般的にはハードワーカーが多く愛用している。にんにく注射は、実際にその成分ににんにくのエキスが入っているというわけではなく、ビタミンB群とグリコーゲンが主な成分となっており、注射する際の香りがにんにくと似ていることからこの名がついた。
人間はビタミンB1が不足すると、摂取した糖質からエネルギーを作りだせなくなるうえに、乳酸の除去も順調に進まないので、疲労が溜まり元気がなくなり、それによって身体がけだるくなったり、食欲がなくなったり、皮膚に異変が現れるなどの色々な症状が現れる。ビタミンB1は食事やサプリメントでもある程度は摂取できるのだが、症状がひどい時や早い効き目が必要な時はにんにく注射によって補給するのがよい。
にんにくは、元は花を咲かせて種子で繁殖していたが、長い間の選抜によって現在の種子をつけないものが残ったと考えられる。にんにくは例年、9月上旬から10月中旬に植え、翌年の6月上旬から7月に収穫されており、はじめの3~4週間で発芽してから翌年の春に気温が上がるまでの間の生育はゆるやかである。
はじめににんにくが土の中で球を作るためには、ある程度の間低温におかねばならず、生育のゆるやかな冬季にリン片を形成する準備が行われている。春を迎えてから初夏までのにんにくの生育は盛んで、5月頃にもなれば株の根元が大きくなり、しっかりとした球が出来上がっていくのがわかる。6月中旬から7月初旬頃になって葉が枯れ、ようやく収穫の時期となる。
種球からリン片をはずしていき、ベト病・灰かび病・黒斑病など病気がなくて、きれいな大きめのものを選ぶとよい。植えつけは9月上旬~10月中旬頃に行うことがポイントである。まず、一般のプランターなど深さ15cmほどの容器に、酸性の土は避けて、市販の有機培養土を入れる。そして土の表面を平らにした後、7~8cmの間隔で2列で、深さは3~5cmで、薄皮はむかずににんにくのリン片を植えつけ、水をたっぷりとやること。
大事なのは、日当たりがよくて暖かい場所に置き、冬場の乾燥と霜には気を配ること。追肥は、芽が大きくなるにんにくの植え付け後約一ヶ月頃と、急激に成長しだす春先に行い、このとき有機肥料を用いるのがよい。わき芽がでてきたら早めに除去し、トウ立ちしてきたら栄養をそこに取られないようこれも早めに取り除くこと。ちなみに、この茎やトウは食べることができ、、油いためなどにするとおいしい。また、スリップス、ヨトウムシ、タネバエなどの害虫に気をつけること。収穫は6月上旬から7月頃で、葉茎が枯れてきた頃をよく確認して行うこと。収穫したにんにくは根と葉先を除去して乾燥させ、風通しの良い場所にいくつか束ねてつるして保存する。
特に、にんにくを切ったり潰したりしてアイリンとアリナーゼという酵素が反応した時に発生するアリシンという成分が、にんにくのもつあのにおいの元であるのだが、これが抗菌効果や抗ウイルス作用が強力であるといわれる。アリシンは体内でビタミンB1と結びついてアリチアミンという物質になり、ビタミンB1の吸収を促進させるので、スタミナ補給や疲労回復に役立つ。さらに、にんにくはコレステロール値を下げる効能もあるので動脈硬化・高血圧の予防にもなり、それはつまり生活習慣病や成人病に効果的であるということだ。